名前。

2006年3月23日 思考過程
それは
線を引くという行為に他ならない。

ココ

アソコ
を作る作業。

ボクはボクを線で引いた。
そしたら
キミはキミで線で区切られた。
ボクとキミとは別なモノになる。
そう、線で区切られ、線を引かれ。

ゆるやかなグラデーションでしかない差異が
明確な境界をもって、別けられる。

コイビト
トモダチ
カゾク
シリアイ

ボク
キミ

分からないモノは
ダレ
とか
ナニ
とかで区切られる。

本当は線なんかないのに。


多分
線を引くほうが楽なんだ。

別けた瞬間に
ジブンが浮き出る。
特別に思える。
恣意的なモノ。

線の引き方なんで
ヒトの数だけ存在する。

そう
名前の付け方なんて。

蒼色
青色
藍色
群青色
紺色
浅葱色
空色
水色

アオイロでも
色んな名前がある。

多分
ボクにも色んな名前があるんだ。
ここではFeng。
あちらでは?
ヒトによっても違うんだろうなぁ。

時々窮屈だ。
そんな線なんか要らないと思うこともある。

でも
線があると安心もする。
演じていればすむから。
ボクがボクとしなければ
ボクはココロモトナイ。

名前。
その功罪。

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