ボクラとカレラ。

いわゆるゲイとノンケってヤツ？

ボクは昔っから
フツウってのがイヤだと思ってる。
多分親父の影響かな。
「フツウのナニが楽しんだ？」って
小学校の頃に言われたな…。

いつも個性的でありたい、と思っていた。
これは個性的ではないジブンっていう認識があったからだろう。

そう
いつも、何て平凡なジブンなんだって思っている。
マワリから個性があるよって言われても…。

だから
「変」とか「不思議」とか言われると嬉しくなる。
これは十分に変なことかもしれんけど(笑
マワリに個性的なヒトがいたら、悔しくなるしなぁ(苦笑

ボクがゲイであるという事実。
これは、すでにフツウではないのかもしれない。
生物学的には何の意味もないコトかもしれないからね、同性愛は。
子孫を残すっていう意味においてはだけど。

だからゲイであってよかった。
その分、ノンケには見えない世界がたくさんあるから。
夜の世界とかね(笑

逆にノンケの世界はあまり見えないのかもしれないけどね…。

でも
時々ノンケに憧れる。
ノンケが好きってい理由もあるかもしれない。
ノンケっていう事象だけでもトキメクし(笑

フツウに恋とか結婚とかしたいって思うコトがある。
ゲイの恋愛って、結構短期的なモノが多いようだから。
というか、ジブンの中にもそういう要素がある。
それに気がついた時にはショックだった。
「子はカスガイ」っていうのはないからね、ゲイには。

でも
フツウに恋愛している。
フツウに恋して
フツウに別れて
フツウに…。

このフツウっていうのもボクのフツウに過ぎないわけで
他のヒトにはきっと、他のヒトの数だけのフツウが存在する。

何でボクはゲイなんだろう？
ゲイだというジブンに悩んだことは無い。
むしろ、そんな特異的な存在であって、喜びさえした。
強烈な個性になるからなぁ(笑

テレビとかでゲイが出ているけど
ああいうのが近い存在なんだもんね。
マワリでゲイの話題が出ると
「ココにもいるんだよー」って思うし(笑
「ゲイの友達が欲しい」っていう知り合いもいたね。
思いっきり傍にゲイがいるのにね(笑


ボクラは単に同性愛なだけ。
ヒトを愛するコトができるっていう次元においては
カレラとは変わらない。


コレだけの違いだけど
コレほどの違い。
損と得は半分ずつかぁ。