追われる。

たいして仕事が進まない。
それ自体でもイライラしてしまう。
さらに、失敗してしまい、上司にも注意を受ける…。
泣きっ面に蜂か…。

そんなジブンをふと、客観視してみる。
都合の悪い事態が起こった瞬間に
様々な思考が展開していく。

ジブンを呪ったり
言い訳をしていたり
合理性を求めていたり。
たいがいが、ジブンを正当化する思考。
「周りのせい」「上司のせい」「運の悪さのせい」
「どんくさい性格」「ジブンの特殊な位置」
とか。
こういうときの思考って実はおもしろかったりする。
こうやって自己防衛をしているんだって思える。
心理学の教科書にあるようなコトを実際にジブンがしている。
「すっぱい葡萄の合理化」と「甘いレモンの合理化」
「認知的不協和理論」
「バランス理論」
とんな感じに。
つまりは原因帰属と言い訳のシステム。

そんなふうに客観的に見てみると
案外ジブンもフツウの人間なんだなって思えて
おかしくなる。
ホッとしていいのやら、残念なのやら。

ともかく
時間にも仕事にも追われている。
今日は楽譜にも追われてみた(苦笑
16分音符だらけの黒い楽譜に…。
指が動かないさー。
でも楽しいけど。

本当に追われているんだろうか？
追われていると思っているのジブンだけであり
それを一歩ずつこなしてけば
追われているなんて思わないのかもしれない。
恣意、考え方次第ってことか。
むしろ、その状況を心理的に利用でいたらいいのになぁ。